この記事では、前撮りのロケーション使用料とは何か、どんな場所で発生するのか、撮影料金以外にかかりやすい費用、見積もりで確認したいポイントまで分かりやすく解説します。
ロケーション前撮りを検討していると、見積もりの中に「ロケーション使用料」「施設使用料」「撮影申請料」といった項目が入っていることがあります。
「前撮り料金を払っているのに、なぜ別料金が必要なの?」 「公園や海でも使用料はかかる?」 「最終的にいくらになるのか分かりにくい」
と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
ロケーション前撮りでは、基本の撮影プランとは別に、撮影場所によって施設使用料や撮影許可の申請費用などが必要になる場合があります。
さらに、衣装・ヘアメイク・移動費なども含めると、Webサイトに掲載されている料金と実際の支払金額が異なるケースもあります。
前撮りの「ロケーション使用料」とは?
ロケーション使用料とは、公園や庭園、施設、建物などを前撮りで利用する際に発生する費用のことです。
ロケーションによっては、個人がスマートフォンで写真を撮るだけなら無料でも、ウェディングフォトなどの商用・業務撮影では事前申請や料金の支払いが必要になる場合があります。
前撮り会社の基本料金に含まれているケースもあれば、撮影する新郎新婦が別途負担するケースもあります。
そのため、料金を比較するときは「撮影プランの金額=最終的な支払金額」とは限らないことを覚えておきましょう。
ロケーション使用料と撮影申請料の違いは?
撮影会社によって名称は異なりますが、大きく分けると次のような費用があります。
ロケーション・施設使用料
施設や敷地そのものを撮影目的で使用するための料金です。
庭園、歴史的建造物、チャペル、スタジオ、観光施設などで設定されている場合があります。
撮影申請料・撮影許可料
その場所でウェディングフォトを撮影するための許可を得る際に必要となる費用です。
撮影前に申請書を提出したり、撮影日時・人数・使用機材などを施設側へ申告したりする場合があります。
入場料・入園料
撮影料とは別に、新郎新婦やカメラマン、ヘアメイクスタッフなどの入場料が必要になることもあります。
つまり、同じロケーションでも、
施設使用料+撮影申請料+スタッフを含めた入場料
が必要になる可能性があります。
名称や料金体系は施設によって異なるため、撮影会社へ確認しておくと安心です。

ロケーション使用料はどんな場所でかかる?
公園・庭園
公園だからといって、必ず無料で前撮りできるわけではありません。
特に日本庭園や有料公園などでは、ウェディングフォトを撮影するための申請や使用料が設定されている場合があります。
和装前撮りで庭園を希望する方は、撮影料金とは別に費用が必要か確認しておきましょう。
歴史的建造物・文化施設
洋館や歴史的建造物などは、前撮りで人気のロケーションです。
一方で、施設を利用するための料金や撮影許可が必要になるケースがあります。
一般利用者もいる施設では、撮影可能な時間や場所が細かく指定されていることもあります。
チャペル・結婚式場
挙式を行わないチャペルで前撮りだけをする場合、施設利用料が必要になることがあります。
また、外部のカメラマンを持ち込めるかどうかも施設によって異なります。
「このチャペルで絶対に撮影したい」という希望がある場合は、撮影会社を決める前に対応可能か確認しておきましょう。
観光施設・テーマパークなど
一般の観光客が利用する施設では、通常の入場料とは別に撮影料金が設定されている場合があります。
また、ウェディングドレスでの撮影自体にルールが設けられていることもあります。
海・ビーチ
海での前撮りは無料というイメージがありますが、場所によって条件は異なります。
ビーチを管理している自治体や施設によって、撮影許可が必要になることもあります。
「海だからどこでも自由に撮影できる」と考えず、事前に確認しておくことが大切です。
街中
東京駅周辺などの街中で撮影する場合も、場所によって撮影ルールが異なります。
歩道など公共スペースを利用する場合でも、大人数で場所を占有したり、大型機材を設置したりする撮影には制限が設けられていることがあります。
カメラマンや撮影会社がルールを把握しているかも重要なポイントです。

ロケーション使用料はいくらくらい?
ロケーション使用料には、全国共通の料金があるわけではありません。
無料で撮影できる場所もあれば、数千円程度の施設、さらに高額な使用料が設定されている施設もあります。
また、
- 撮影する曜日
- 撮影時間
- 撮影人数
- 使用する場所
- 衣装
- 使用機材
- 写真のみか動画も撮るか
などによって料金が変わる場合もあります。
そのため、撮影会社を比較するときに「ロケーション使用料は○円くらい」と決めつけるのではなく、自分たちが撮影したい場所では実際にいくら必要なのかを確認しましょう。
ロケーション使用料は誰に支払う?
これも撮影会社やロケーションによって異なります。
撮影会社が施設への申請・支払いをまとめて行い、前撮り料金と一緒に請求される場合もあれば、新郎新婦が施設へ直接支払うケースもあります。
見積書に、
「ロケーション使用料:実費」
などと記載されている場合は、最終的にいくらになるのか確認しておくと安心です。
また、撮影許可の申請自体を誰が行うのかも重要です。
前撮り会社が申請まで対応してくれるのか、自分たちで手続きする必要があるのかを事前に聞いておきましょう。

ロケーション使用料以外にかかりやすい前撮り費用
前撮りでは、ロケーション使用料以外にも基本プランとは別の費用が発生する場合があります。
土日・祝日料金
土日祝日は予約が集中しやすいため、追加料金を設定している撮影会社があります。
平日と土日のどちらでも撮影できる方は、料金を比較してみるとよいでしょう。
衣装料金
基本プランにドレスやタキシードが含まれていても、選ぶ衣装によって追加料金が発生する場合があります。
「衣装付き」と書かれているだけで判断せず、どの衣装まで基本料金内で選べるのかを確認しましょう。
ヘアメイク・着付け料金
新婦のヘアメイクがプランに含まれているか、新郎のヘアセットは追加料金なのかなど、撮影会社によって内容が異なります。
和装の場合は着付け料金についても確認が必要です。
移動・出張料金
ロケーション撮影では、撮影場所までの交通費やカメラマン・ヘアメイクスタッフの出張費が発生することがあります。
遠方のロケーションでは、交通費だけでなく宿泊費が必要になる場合もあります。
駐車場・高速道路料金
車でロケーションへ移動する場合は、駐車場代や高速道路料金などの実費が発生することがあります。
小さな金額に見えても、複数ロケーションを回る場合は積み重なるため確認しておきましょう。
撮影時間の延長料金
夕日から夜まで撮りたい場合や、複数のロケーションを回りたい場合は、通常プランの撮影時間を超えることがあります。
その場合、延長料金が必要になる可能性があります。
写真のレタッチ料金
「写真データ付き」でも、すべての写真にレタッチが含まれているとは限りません。
色味調整は全データ、肌や体型などの詳細レタッチは数枚のみ、といったプランもあります。
納品枚数とあわせて確認しておきたい項目です。
ドローン撮影などのオプション料金
ロケーション前撮りでは、ドローンを使って景色とふたりをダイナミックに撮影できる場合があります。
ただし、撮影会社によってはオプション料金が必要です。
また、ドローンはどこでも自由に飛ばせるわけではなく、場所・天候・飛行条件などによって撮影できない場合があります。
2箇所で前撮りすると使用料も2箇所分?
複数ロケーションで撮影する場合は、それぞれの場所で使用料や申請料が発生する可能性があります。
例えば、
海+庭園
で撮影する場合、海が無料でも庭園に施設使用料が必要なら、その費用は別途発生します。
さらに2箇所撮影では、
移動時間・交通費・撮影延長料金
などが追加されることもあります。
「2箇所で撮影したい」という場合は、単純に基本プランを比較するのではなく、2箇所を回った場合の総額で見積もりを出してもらうのがおすすめです。

見積もりより前撮り料金が高くなるのを防ぐには?
前撮りの料金で後悔しないためには、最初の相談時に希望をできるだけ具体的に伝えることが重要です。
例えば、
「東京駅でナイト撮影もしたい」
「海と街の2箇所で撮りたい」
「ドレスを2着着たい」
「写真と動画を両方撮りたい」
「土曜日しか撮影できない」
などです。
希望条件が分かれば、追加料金まで含めた見積もりを作ってもらいやすくなります。
逆に「とりあえず基本プランだけ」で契約すると、後からオプションを追加して想定より料金が高くなることがあります。
前撮りの見積もりで確認したい10項目
撮影会社を比較するときは、基本料金だけでなく次の項目まで確認すると分かりやすくなります。
- ロケーション使用料・撮影申請料
- 土日祝日料金
- 衣装の追加料金
- ヘアメイク・着付け料金
- カメラマン・スタッフの出張料金
- 交通費・駐車場代
- 撮影時間と延長料金
- 写真の納品枚数・レタッチ料金
- 動画・ドローンなどのオプション料金
- 雨天延期・日程変更にかかる料金
最初からこの10項目を確認しておけば、撮影会社同士の料金も比較しやすくなります。
「基本料金が安い=前撮り総額が安い」とは限らない
前撮り会社を探していると、「39,800円〜」「59,800円〜」など魅力的な価格を目にすることがあります。
しかし、実際に希望する衣装やロケーションを選ぶと追加料金が発生する場合があります。
例えば、
基本撮影料 +衣装アップグレード +土日料金 +ロケーション使用料 +移動費 +レタッチ +撮影オプション
が最終的な支払金額になります。
そのため、前撮り会社を比較するときは、掲載されている最安価格だけではなく、自分たちの希望をすべて入れた状態でいくらになるのかを確認することが大切です。

ロケーションは料金だけで選ばないことも大切
使用料が無料だからという理由だけで撮影場所を決める必要はありません。
前撮り写真は、撮影する場所によって雰囲気が大きく変わります。
海なら開放感のある写真、街中なら映画のような写真、自然の中なら季節感のある写真など、それぞれ違った魅力があります。
数年後に見返したときに「ここで撮ってよかった」と思える場所を選ぶことも大切です。
予算を伝えたうえで、希望する世界観に近いロケーションを撮影会社に提案してもらうのもよいでしょう。

まとめ|前撮りはロケーション使用料まで含めた総額を確認しよう
ロケーション前撮りでは、基本の撮影料金とは別にロケーション使用料・施設使用料・撮影申請料・入場料などが発生する場合があります。
さらに、
衣装・ヘアメイク・土日料金・交通費・撮影延長・レタッチ・動画
などの追加料金が必要になるケースもあります。
そのため、前撮り会社を比較するときは「基本プランがいくらか」だけを見るのではなく、
自分たちが希望する撮影をすべて含めた総額はいくらになるのか
を確認することが重要です。
希望するロケーションが決まっている方は、その場所の使用料や撮影許可についても相談時に確認しておきましょう。
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