この記事では、前撮り指示書の作り方やテンプレート、カメラマンへの伝え方から、撮影場所を決める際のポイントまで詳しく紹介します。
前撮りについて調べていると、「前撮り指示書」という言葉を見かけることがあります。
「指示書は作った方がいい?」 「撮りたい写真は何枚くらい伝えればいい?」 「Instagramの写真を送るだけでも大丈夫?」 「映画やCMみたいな撮影もお願いできる?」
など、初めての前撮りでは分からないことも多いのではないでしょうか。
結論からいうと、前撮りの指示書は必須ではありません。
カメラマンにお任せでも撮影できますが、「絶対に撮りたい写真がある」「結婚式で使う写真が必要」「ふたりらしい企画をやってみたい」という場合は、希望をまとめておくと安心です。
この記事では、前撮り指示書の作り方やテンプレート、適切な枚数、カメラマンへの伝え方を分かりやすく解説します。
前撮りの指示書とは?
前撮りの指示書とは、撮りたい写真や映像のイメージをカメラマンと共有するための資料です。
例えば、
- 撮りたいポーズ
- 希望する構図
- 写真・映像の雰囲気
- 使用したい撮影アイテム
- 結婚式での写真の使用用途
- 苦手な角度や避けたいポーズ
などを、参考写真と一緒にまとめます。
「指示書」という名前ですが、撮影方法を細かく指定するためのものではありません。
「こんな前撮りにしたい」というイメージを共有するものと考えると分かりやすいでしょう。
前撮りに指示書は必要?
必ずしも必要ではありません。
特に、
「ポーズが思いつかない」 「自然体の写真を撮ってほしい」 「自分たちに似合う構図を提案してほしい」
という方は、カメラマンにお任せしても問題ありません。
一方で、次のような希望があるなら指示書を作っておくと便利です。
- 絶対に撮りたい写真がある
- SNSで見つけた憧れの構図がある
- 指輪や小物を使いたい
- ウェルカムボード用の写真が必要
前撮り当日はヘアメイクや移動などもあり、撮影時間は意外と早く過ぎます。
撮影後に「お願いするのを忘れていた」とならないためにも、譲れない希望だけは事前に共有しておくのがおすすめです。

前撮り指示書に入れる内容
指示書を作る場合は、大きく5つに分けると簡単です。
1. 絶対に撮りたい写真
まずは優先度の高い写真を決めます。
例えば、
ドレスの後ろ姿 指輪のアップ ふたりで歩いている写真 新郎・新婦それぞれのソロ写真 家族との写真
などです。
すべてを並べるのではなく、「これは絶対に欲しい」という写真を中心にしましょう。
2. 好きな雰囲気・世界観
ポーズだけでなく、写真全体の雰囲気も伝えておくとイメージを共有しやすくなります。
例えば、
自然体で楽しそう 映画のワンシーンのような雰囲気 海外ウェディング風 モードで大人っぽい 明るく爽やか
などです。
参考写真があれば、「この写真の色味が好き」「このくらい自然な感じが好き」と一言添えておくと伝わりやすくなります。
3. 使用したいアイテム
結婚指輪やブーケはもちろん、
サングラス バルーン 手紙 思い出の写真 愛車・バイク 趣味に関するアイテム
などを使いたい場合も記載しておきましょう。
特殊なアイテムを使用する場合は、ロケーションによって使用できない可能性もあるため事前確認が必要です。
4. 写真の使用用途
前撮り写真を結婚式で使う場合は、用途まで伝えておくと便利です。
例えばウェルカムボードなら、
「文字を入れたいので右側に余白が欲しい」
プロフィールブックなら、
「縦写真と横写真を両方残したい」
などです。
招待状やプロフィールムービー、SNSなど、使う予定が決まっているものはまとめて伝えておきましょう。
5. 苦手な写真・気になるポイント
「撮りたい写真」だけでなく、「これは避けたい」という内容も重要です。
例えば、
カメラ目線ばかりにしたくない かわいすぎるポーズは苦手 右側からの顔が気になる アップより引きの写真を多めにしたい
などです。
写真写りで気になる部分があれば、撮影前に相談しておきましょう。

前撮り指示書のテンプレート
指示書は凝ったデザインにする必要はありません。
以下のように、参考写真と短いコメントがあれば十分です。
基本情報
撮影場所: 城ヶ島 衣装: ウェディングドレス 希望する雰囲気: 映画風・自然体
絶対に撮りたい写真
① ドレスの後ろ姿 景色を広く入れた引きの写真
② 指輪のアップ ふたりの手を重ねた構図
③ 歩いている写真 カメラ目線ではなく、ふたりで話している自然な雰囲気
④ 夕日のシルエット 天候的に可能であれば撮影希望
使用用途
ウェルカムボード: 横写真・右側に余白希望 プロフィールブック: 縦写真も数枚希望
この程度でも十分にイメージを共有できます。
CanvaやGoogleスライドなどで作成してPDFにしてもいいですし、参考写真をLINEなどで送れる場合は、無理に資料化する必要もありません。
前撮り指示書は何枚くらいがいい?
InstagramやPinterestを見ていると、撮りたい写真がどんどん増えてしまいます。
しかし、参考写真を50枚、100枚と用意して「すべて撮りたい」となると、一枚ずつ再現するだけで撮影時間を使ってしまいます。
目安としては、絶対に撮りたい写真を5〜10カット程度に絞るのがおすすめです。
それ以外は、
「こういう自然な雰囲気が好き」
「引きの写真を多めに欲しい」
など、大まかな希望を伝えてカメラマンに任せると、その日の光やロケーションを活かした写真も残しやすくなります。

前撮りは何箇所で撮影するのがおすすめ?
指示書を作っていると、
「海でも撮りたい」 「街中も撮りたい」 「夕日も残したい」
と撮影したい場所も増えていきます。
前撮りでは、1〜3箇所程度を目安にするのがおすすめです。
1箇所
移動時間を抑えて、ひとつのロケーションでじっくり撮影できます。
海や公園、高原など、ひとつの場所に複数の撮影スポットがあるロケーションなら、1箇所でも十分にバリエーションを残せます。
2箇所
写真の雰囲気を変えたい方におすすめです。
例えば、
海+街並み 自然+東京駅 昼の撮影+サンセット
など、違った世界観を組み合わせられます。
3箇所
前撮りを一日しっかり楽しみたい場合には、
自然 → 街並み → サンセット
など、時間帯によって場所を変える撮影もできます。
ただし、場所を増やすほど移動時間も増えます。
たくさんの場所を回ることよりも、撮りたい世界観に合わせて1〜3箇所程度に絞る方が、一つひとつのロケーションで撮影時間を確保しやすくなります。

CM・映画・MV風など自由な指示書でもOK
前撮りの指示書というと、定番ポーズをまとめるものと思われがちですが、内容に決まりはありません。
THE STORY WEDDINGでは、おふたりならではの撮影リクエストもお受けしています。
特にフォト+ムービーの場合は、写真だけでなく、歩く姿やドレスが風になびく様子、ふたりの自然なやり取りなど「動き」まで残せます。
「こんなこと前撮りでできるのかな?」と思う内容でも、まずは指示書や参考動画を共有してご相談ください。
先日は新郎様が新婦様に手紙を読むシーンを加えたいというご要望があり、YouTubeでも動画を公開しております!
※ロケーションの撮影規約や権利上の問題などにより、ご希望どおりの撮影が難しい場合があります。

参考写真は「どこが好きか」まで伝えよう
参考写真を共有するときにおすすめなのが、その写真のどこが好きなのかを一言書いておくことです。
例えば、
「この写真と同じにしてください」
ではなく、
「この引きの構図が好き」 「自然に笑っている雰囲気が好き」 「映画っぽい色味が好き」 「このCMのテンポ感を参考にしたい」
と伝えます。
参考写真とはロケーションや天候、季節、衣装などの条件が異なるため、完全に同じ写真を撮影できるとは限りません。
好きなポイントを伝えておけば、当日の条件に合わせてカメラマンも提案しやすくなります。

指示書は撮影前に共有しよう
指示書がある場合は、できるだけ撮影前に共有しておきましょう。 撮影内容が分かっていれば、移動時間や日没時間なども考えながら当日のスケジュールを組みやすくなります。
前撮り・後撮りをご検討中の方へ
THE STORY WEDDINGでは、全国各地のロケーションで前撮り・後撮り撮影を承っております。
「この写真を撮ってほしい」という指示書はもちろん、「CMのパロディ風にしたい」「映画のような映像を作りたい」といったご要望もお受けしております。
撮影場所についても、希望する世界観や移動時間に合わせて、1〜3箇所程度を目安にご相談いただけます。
日程や撮影内容がまだ決まっていない段階でも問題ございません。まずはオンライン無料相談より、お気軽にご希望をお聞かせください。