ドローン前撮りは、地上からでは表現できないスケール感を残せる撮り方です。人気の理由、向いているロケーション、人気カット、そして飛行上の注意点まで解説します。
この記事では、ドローン前撮りの特徴と人気の理由、向いているロケーションと人気カット、そして天候や飛行ルールといった注意点までを紹介します。読み終えたときに、自分たちに必要かどうかを判断できる状態を目指しています。

ドローン前撮りとは?
小型の無人航空機(ドローン)を使って、上空から映像を撮る前撮りです。地上からの撮影と置き換えるものではなく、通常の撮影に組み合わせて使うのが一般的です。
ドローン前撮りの特徴
特徴は大きく4つあります。
・空撮によるダイナミックな映像 ・ロケーション全体を活かした撮影 ・映画のワンシーンのような世界観 ・写真だけでなくムービーとの相性も抜群
地上の撮影では、どんなに引いても入れられる範囲に限りがあります。上空からなら、海岸線や尾根、草原の広がりを丸ごと入れられます。この差がドローンを使う一番の理由です。
また、ドローンは止まって撮るだけでなく、動きながら撮れるのが強みです。そのため写真よりも、ムービーにしたときに真価が出やすい撮り方です。
ドローン前撮りが人気の理由
① 圧倒的なスケール感を表現できる

このとき、おふたりだけでなく景色そのものも主役になります。「この場所で撮った」ということが、映像のなかではっきり伝わるのが空撮の特徴です。
② 映画のような映像になる
ドローンは、カメラ自体がなめらかに動くため、人の手では難しいカメラワークが作れます。
・ゆっくり引いていくカット(ふたりから風景全体へと広がっていく) ・上空から追いかけるカット(歩くふたりを後ろから追う) ・360度回り込むような演出(ふたりを中心に背景が変わっていく)
特に最後の回り込みは、ドローンでなければ難しい動きです。エンドロールのような一連の流れを作りたい場合に向いています。
③ 思い出の場所をより美しく残せる

二人の思い出の場所で撮る場合、その場所の魅力をどこまで写せるかは大きなポイントです。空撮なら、景色の全体像を残せます。
ドローン前撮りにおすすめのロケーション
海

ドローンと一番相性がよいのが海です。遮るものがなく、開放感のある映像が撮れます。青い海と空のコントラストは、上空からのほうがはっきり出ます。
弧を描く海岸線や、波打ち際の白い線など、地上では見えない形が写るのも空撮ならではです。

崖・高原

高低差のある地形は、上空から見ると圧倒的なスケール感になります。崖の上に立つおふたりを遠くから引いていくカットは、映画のワンシーンのような仕上がりになります。

草原・丘

一面に広がる草原は、自然の広がりを表現できるロケーションです。人工物が写り込みにくく、上空から見るとふたりが小さな点になるほどの奥行きが出ます。

湖・川

水面は、真上から見ると空を映し、幻想的な映像になります。岸辺の形や、水と緑の境目も、上からのほうが美しく写ります。
森林

樹木の上をかすめるように飛ぶカットや、並木道を真上から見下ろすカットは、地上では成立しない絵になります。
ただし樹木の密度が高い場所では、飛行できる範囲が限られます。枝や電線がある環境では、安全を優先して飛行を見送ることもあります。
ドローン撮影で注意したいポイント
魅力のある撮り方ですが、条件に左右される面もあります。希望される場合は、先に知っておいてください。
強風や雨天では飛行できない場合がある
ドローンは風と雨の影響を直接受けます。海辺や崖のように、景色がいい場所ほど風が強いということも起こります。当日の状況によっては、安全を優先して飛行を見送る判断をすることがあります。
だからこそ、ドローンのカットだけに依存しない進行を組んでおくことが大切です。地上からの撮影でも満足できる内容にしておくと、当日に落胆せずに済みます。
飛行禁止区域では撮影不可
空港周辺や人口が集中している地域など、ドローンを飛ばせない場所があります。また、国のルールとは別に、公園や施設の管理者が独自に飛行を禁じているケースもあります。
「この場所でドローンを飛ばしたい」という希望がある場合は、場所を決める前に相談してください。先にロケーションを確定してしまうと、あとから使えないと分かることがあります。
許可申請が必要な場所もある
場所によっては、事前の申請や届出が必要になります。手続きには時間がかかることもあるため、早めに動き出す必要があります。誰が手続きを行うのかは、契約前に確認しておくと安心です。
バッテリーや飛行時間に限りがある
ドローンは、一回の飛行で撮れる時間が限られています。長時間飛ばし続けることはできず、バッテリー交換の時間も必要です。
そのため、あらかじめ「どのカットをドローンで撮るか」を決めておくと、限られた時間を無駄なく使えます。
ドローン前撮りがおすすめな人

・絶景ロケーションで撮影したい方
・映画のような映像を残したい方
・ほかの人とは違う前撮りにしたい方
・写真だけでなく映像にもこだわりたい方
・結婚式で上映するムービーを作りたい方
逆に、表情の分かる写真を中心に残したい方や、建物のなか・街中での撮影を考えている方は、ドローンの優先度は高くないかもしれません。場所と希望する仕上がりで判断するのが現実的です。
よくある質問
Q. ドローン撮影は追加料金がかかる?
A. プランによって扱いが異なります。含まれている場合と、オプションになる場合があります。希望される場合は、見積りの段階でご確認ください。
Q. 雨の日はどうなる?
A. 雨や強風の場合、ドローンの飛行は見送ることになります。撮影自体を延期するのか、地上の撮影だけ行うのかは、プランや当日の状況によって判断します。延期の可否や条件は、申し込み前に確認しておくことをおすすめします。
Q. ドローン撮影に適した季節は?
A. 季節よりも、当日の風と天候の影響のほうが大きいです。そのうえで言えば、背景の色が豊かな時期(新緑や紅葉など)は、上から見たときの見え方が変わります。希望の雰囲気があれば、時期も含めてご相談ください。
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