この記事では、結婚式の前撮りは本当に必要なのかをはじめ、前撮りをするメリット・デメリットや、しないと後悔しやすいケース、前撮りがおすすめな人について詳しく解説します。前撮りをするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも結婚式の「前撮り」とは?
前撮りとは、結婚式より前の日にウェディングドレスや和装などを着て、写真・映像を撮影することです。
結婚式とは別日に撮影することを「別撮り」といい、結婚式前なら「前撮り」、結婚式後なら「後撮り」と呼ばれます。
前撮りには、大きく分けて
スタジオ前撮り → スタジオ内のセットや背景を使って撮影
ロケーション前撮り

→ 海・公園・街中・歴史的建造物・思い出の場所などで撮影
の2種類があります。
結婚式当日の記録撮影とは違い、「ふたりのウェディング写真を残すこと」を目的として時間を確保できるのが大きな特徴です。
結婚式の前撮りは必要?
前撮りをしなかったからといって、結婚式そのものに影響があるわけではありません。
ただ、
「結婚式当日に写真を撮ってもらえるから、それで十分」
と考えている場合は、少し注意が必要です。
結婚式当日は、
- 挙式
- 披露宴
- ゲストとの写真
- お色直し
- 各種演出
- 移動
- 挨拶
など、想像以上にスケジュールが詰まっています。
そのため、ふたりだけで自由に撮影できる時間には限りがあります。
前撮りなら撮影そのものがメインになるため、ロケーションやポーズ、表情、構図などにこだわりながら撮影できます。
「結婚式の記録を残したい」のか、
それとも、
「自分たちらしいウェディングフォトを作品として残したい」のか。
ここを考えると、前撮りが必要かどうか判断しやすくなります。
結婚式の前撮りをする7つのメリット
メリット1|結婚式当日では撮れない写真を残せる

前撮り最大のメリットは、撮影だけのために時間を使えることです。
結婚式当日は進行が決まっているため、
「夕日を背景に撮りたい」
「街中を歩いている自然な写真を撮りたい」
「映画のワンシーンのような写真を残したい」
といった希望をすべて叶えるのは難しい場合があります。
前撮りなら、撮影したい世界観から逆算して場所や時間帯を決めることもできます。
海、自然、東京の街並み、歴史的建造物など、結婚式場とはまったく違うロケーションで撮影できるのも魅力です。
メリット2|結婚式とは違うドレス・衣装を楽しめる

「着たいドレスが2着あったけれど、予算的に1着にした」
「ウェディングドレスも和装も着たい」
という方にも前撮りはおすすめです。
結婚式当日に着なかった衣装を前撮りで選べば、結婚式全体で残せる花嫁姿のバリエーションが増えます。
実際、前撮り・後撮りでは、結婚式当日とは違う衣装を選ぶこともメリットとして挙げられています。
例えば、
結婚式当日 → ウェディングドレス
前撮り → カラードレス・和装
という組み合わせも可能です。
「結婚式当日はゲストとの時間を増やしたいから、お色直しを減らしたい」という方にも向いています。
メリット3|ウェルカムボードやプロフィールブックに使える

前撮り写真は、撮影して終わりではありません。
結婚式当日のさまざまなアイテムに活用できます。
例えば、
- ウェルカムボード
- プロフィールブック
- 席次表
- 招待状
- WEB招待状
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- ウェルカムスペース
- 結婚報告
- SNS
など。
実際に前撮り写真は、ウェルカムボードやプロフィールブック、オープニング・プロフィールムービーなど幅広く活用できます。
結婚式全体の世界観を統一したい方にとって、クオリティの高いふたりの写真を事前に用意できることは大きなメリットです。
メリット4|結婚式当日の写真写りの練習になる

普段から写真を撮られ慣れている人は、実はそれほど多くありません。
いざウェディングドレスを着てカメラを向けられると、
「どこを見ればいいかわからない」
「笑顔がぎこちなくなる」
「手をどこに置けばいいかわからない」
ということもあります。
前撮りを経験しておけば、
自分がきれいに見える角度や自然に笑えるポーズを知るきっかけにもなります。
ゼクシィでも、前撮りが結婚式本番に向けた表情・ポーズや衣装での所作の練習になる点をメリットとして紹介しています。
メリット5|ゆっくりふたりの写真を残せる

結婚式当日は、ゲストとの写真が中心になりやすいもの。
もちろんそれも大切な思い出ですが、新郎新婦ふたりだけの写真を十分に残せるとは限りません。
前撮りなら、ふたりだけの撮影時間をしっかり確保できます。
正面を向いた王道の写真だけではなく、手をつないで歩く姿、会話している瞬間、ふと笑った表情など、自然なふたりの姿を残せるのも前撮りならではです。
メリット6|家族との写真をゆっくり残せる

前撮りというと新郎新婦だけで撮影するイメージがありますが、プランによっては家族と一緒に撮影することもできます。
結婚式当日は、
「両親とちゃんとした写真を撮れなかった」
「家族全員で撮っておけばよかった」
という後悔が残ることもあります。
実際、結婚式写真について「家族との写真がほとんどなかった」という卒花の後悔例も紹介されています。
両親や祖父母にウェディング姿をゆっくり見てもらえること自体が、思い出になるでしょう。
メリット7|結婚準備そのものが思い出になる

前撮りは、写真を残すだけの日ではありません。
ふたりで衣装を選んだり、撮影場所を決めたり、ヘアメイクを考えたり。
撮影当日に少し遠出をすれば、旅行のような感覚で楽しむこともできます。
結婚式当日とはまた違う、「結婚するまでのふたりの思い出」として残ることも前撮りの魅力です。
結婚式の前撮りをするデメリット

もちろん、前撮りにはメリットだけではありません。
「やらなければよかった」とならないためにも、デメリットも理解しておきましょう。
デメリット1|費用がかかる
最も大きいのは、やはり費用です。
撮影料金だけではなく、
- 衣装
- ヘアメイク
- ロケーション使用料
- 移動費
- 土日祝料金
- 写真データ
- アルバム
- 衣装の追加料金
などが発生する場合があります。
特に注意したいのが、最初に表示されているプラン料金と最終的な支払額が異なるケースです。
実際に「一定枚数以上のデータは追加料金だった」「見積もりを取らず想定以上に高額になった」といった前撮りの後悔例もあります。
契約前に「最終的にいくらかかるのか」を確認しておきましょう。
デメリット2|結婚式準備と並行すると忙しい
結婚式前は、
招待状、席次表、プロフィールムービー、衣装合わせ、打ち合わせなど、やることが増えていきます。
そこに前撮りが加わると、
衣装選び → ヘアメイク決め → ロケ地決め → 撮影 → 写真選び
などの準備も必要になります。
結婚式直前に前撮りを入れると忙しくなりやすいため、余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
デメリット3|ロケーション撮影は天候に左右される

屋外でのロケーション前撮りでは、雨・強風・気温・曇りなどの影響を受けます。
特に、
「絶対に夕日の写真が撮りたい」
「青空と海を背景にしたい」
など、天候が重要な撮影を希望する場合は注意が必要です。
ロケーション撮影では天候など屋外特有の条件が後悔につながる可能性もあるため、延期条件などを事前に確認しておくことが重要です。
前撮りをしないと後悔する?

「前撮りをしなかったら絶対に後悔する」というわけではありません。
ただし、結婚式が終わってから同じ状態を再現するのは意外と大変です。
ドレスを着て、ヘアメイクをして、ふたりの予定を合わせ、撮影場所を決め、改めてカメラマンを手配する。
結婚式が終わった後に「やっぱりちゃんとウェディングフォトを撮っておけばよかった」と思った場合、後撮りという選択肢はありますが、もう一度準備する必要があります。
そのため、次のような方は前撮りをしないことで後悔しやすいかもしれません。
「本当は着たかった衣装」がある
結婚式では着ないドレスや和装があるなら、前撮りで残しておくのもひとつの方法です。
写真にこだわりがある
結婚式当日の写真は、進行の中で撮影されます。
ロケーションや光、ポーズまでこだわった写真を残したいなら、撮影そのものに時間を使える前撮りの方が向いています。
結婚式のアイテムに写真をたくさん使いたい
プロフィールブックやウェルカムボード、ムービーを作る段階で、
「ふたりのちゃんとした写真が意外とない」
と気づくケースもあります。
結婚式前に使える写真素材をまとめて用意できるのは、前撮りの大きなメリットです。
ウェディング姿をしっかり写真に残したい
結婚式当日は一度きり。
「当日の写真だけで十分」と考えていたものの、納品された写真を見てから「もっとこういう写真も撮りたかった」と感じる可能性もあります。
結婚式写真では、自然な写真が少なかった、希望していたシーンが撮れていなかったなど、完成後の後悔も実際に挙げられています。
逆に、前撮りをしなくても後悔しにくい人は?

一方で、次のような方は無理に前撮りをする必要はないでしょう。
結婚式当日の撮影だけで十分
写真そのものにあまりこだわりがない
ウェルカムボードやプロフィールブックに前撮り写真を使わない
前撮りよりも結婚式や新婚旅行に予算を使いたい
結婚式場で十分な撮影時間を確保できる
このような場合は、前撮りをしないという選択も十分ありです。
大切なのは「みんながやっているから」という理由だけで決めないこと。
自分たちが何を残したいのかから考えましょう。
前撮りをするか迷ったときの5つのチェックポイント

まだ決められない方は、次の5つをふたりで話してみてください。
1. 結婚式とは違う衣装を着たい?
「着たい」が強いなら、前撮りをする価値は高くなります。
2. 撮りたいロケーションがある?
海、東京駅、自然、思い出の場所など、具体的な場所があるなら前撮り向きです。
3. 結婚式で前撮り写真を使いたい?
プロフィールブックやウェルカムボード、ムービーに使いたいなら、前撮りを早めに検討しましょう。
4. 写真にどのくらいこだわりたい?
「一生残る写真だからこだわりたい」と思うなら、撮影に十分な時間を確保できる前撮りがおすすめです。
5. 数年後に「撮っておけばよかった」と思わない?
費用だけではなく、将来見返したときに残しておきたいと思えるかを基準に考えてみましょう。
前撮りをするならいつ頃がおすすめ?

結婚式で写真を使いたい場合は、できるだけ余裕を持って撮影することをおすすめします。
ゼクシィでは、前撮りを行ったカップルの約80%が結婚式の3カ月前までに撮影しており、写真の納品やペーパーアイテム制作期間を考慮すると、3カ月前までがひとつの目安とされています。
特に、前撮り → データ納品 → プロフィールブック制作 → 印刷
といった工程が必要な場合、撮影が結婚式直前になるほどスケジュールが厳しくなります。
挙式日が決まったら、逆算して早めに検討しておきましょう。
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