「海でも撮りたい」「街並みでも撮りたい」「せっかくならさまざまな雰囲気の写真を残したい」。そんな理由から、2か所以上のロケーションを巡る前撮りを希望される新郎新婦が増えています。
この記事では、2か所以上のロケーションで前撮りを行うメリットや、当日のスケジュールの組み立て方、移動時間を考慮した撮影のコツまで詳しく解説します。複数スポットでの撮影を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

時間を使うのは「移動」と「着替え」
撮影時間が減る要因は、大きく2つです。
移動は「距離」だけでは読めない
地図上の距離が近くても、駐車場から撮影ポイントまで歩く時間、機材を運ぶ時間、道路の混雑が加わります。衣装を着たままの移動になるため、普段のペースでは動けません。

特に和装や裾の大きなドレスの場合、歩く速度は落ちます。岩場や砂浜が絡むと、さらに時間がかかります。
着替えは支度場所の確保もセット
衣装を替える場合、着替えとヘアメイクの直しに時間がかかります。屋外のロケーションには着替え場所がないことも多く、別の場所へ戻る必要が出てきます。
和装から洋装への変更は、特に時間がかかります。具体的な所要時間はプランや衣装によって異なるため、打ち合わせでご確認ください。

何か所が現実的か
1か所を深く撮る
移動がない分、撮影に使える時間が最大になります。同じ場所でも、引き・寄り・動きのカットを丁寧に重ねれば、写真の変化は十分につきます。
背景のバリエーションが1か所で揃う場所を選べば、複数回ったのと近い結果になることもあります。広い公園や、海と松林が隣り合う海岸などがこれにあたります。

2か所を回る
現場でよくある形です。系統の違う2か所を選ぶと、写真の差がはっきり出ます。海と街、和の場所と洋の場所、といった組み合わせです。

3か所以上を回る
できないわけではありませんが、1か所あたりの滞在は短くなります。「その場所らしいカットを1〜2枚ずつ押さえる」という進み方になり、じっくり撮る余裕はなくなります。
移動が多いほど、体力も削られます。後半の表情は写真に出るため、詰め込みすぎると本末転倒になりかねません。

組み合わせを決めるときの考え方
系統が違う場所を選ぶ
似た背景の2か所を回っても、写真を並べたときの差は小さくなります。移動時間をかける以上、背景の系統は変えたほうが得です。

光の時間帯から逆算する
夕日や夜景を狙う場所がある場合、その時間に合わせて順番が決まります。夕方の場所を最後に置き、日中の場所を先に回るのが基本的な組み立てです。
光がやわらぐ時間帯は長く続きません。ここを優先すると、ほかの場所に使える時間は短くなります。

衣装の数と連動させる
ロケーションを2か所、衣装も2着にすると、移動と着替えが重なります。どちらかを1つに絞ると、時間に余裕が生まれます。
「衣装は2着着たいが、場所は1か所でいい」という判断も十分にありです。背景が同じでも、衣装が変われば写真の印象は変わります。
優先順位を先に決める
当日、天候や進行の都合で予定を調整することがあります。そのとき「どこを削るか」が決まっていないと、判断に時間がかかります。
一番残したい場所と、削ってもよい場所を先に決めておいてください。これがあるだけで、当日の動きが変わります。

よくある質問
Q. 何か所まで回れますか。
A. 場所同士の距離と、衣装を何着着るかで変わります。希望の場所を挙げていただければ、無理のない組み合わせをご提案します。
Q. 移動費は別にかかりますか。
A. プランや距離によって扱いが異なります。見積りの段階でご確認ください。
Q. 移動中の着替えはどうしますか。
A. 支度場所を確保できるかは場所によって異なります。屋外のロケーションには着替え場所がないことも多く、別の場所へ移動する進行になります。この時間も見込んでスケジュールを組みます。
前撮りをご検討中の方は無料相談会へ
THE STORY WEDDINGでは、場所同士の距離や衣装の数をふまえて、無理のない組み合わせと当日の進行をご提案しています。
候補が固まっていない段階でも構いません。まずはオンラインの無料相談でご希望をお聞かせください。