オープニングムービーに使うなら、撮影前に尺・構成・式場の提出条件を決めておくことが大切です。必要なカットと逆算の仕方を解説します。

披露宴の冒頭で流すオープニングムービーを、前撮りの映像で作りたいと考える方は多いです。ただし、「とりあえず映像を残しておこう」と考えて撮ると、あとで使えないカットが増えることがあります。

この記事では、前撮り素材がオープニングムービーに向いている理由、撮影前に決めておくこと、必要なカット、そして式場への提出までの段取りを整理します。

オープニングムービーとは

オープニングムービーは、披露宴の冒頭、ふたりが入場する前に流す映像です。役割は、会場の空気をこれから始まる式に向けて切り替えることです。

この役割が、他のムービーとの違いにつながります。プロフィールムービーはふたりを紹介する映像で、エンドロールは式の振り返りです。オープニングは、情報を伝えるよりも雰囲気を作ることが中心になります。

だからこそ、長い説明や多くの写真よりも、短い映像の連なりが向いています。前撮りの映像が使いやすいのはこのためです。

▼実際の作例はこちら

THE STORY WEDDINGでは、前撮りの写真と映像を同じ日に撮影・制作することが可能です。

また、実際の撮影事例として、極楽とんぼ・山本圭壱さんと西野未姫さんご夫婦の結婚式当日に上映された前撮りムービーも公開しております。

写真だけでは伝えきれない、お二人の自然な表情や空気感、ストーリーをぜひご覧ください。

撮影前に決めておく3つのこと

ここが決まっていないまま撮ると、あとで「使えるカットが足りない」ということになりがちです。

1. 尺(長さ)

適した長さは、式場の進行とふたりの希望によって変わります。長すぎると入場までの間が伸び、短すぎると雰囲気ができる前に終わります。

尺は編集の段階だけでなく、撮影の段階でも影響します。短めにまとめるなら強いカットを数本、長めなら場所を複数回って変化をつけるという違いが出ます。式場の担当に目安を聞いてから撮影の打ち合わせに臨むと、無駄が少なくなります。

2. 構成

オープニングは、大きく分けると「冒頭」「中盤」「締め」の3つになります。この3つのどこに何を置くかを決めておくと、必要なカットが見えてきます。

ゲストへのあいさつを入れるのか、二人の名前を出すのか、日付を入れるのか。文字を使う予定があるなら、その分の余白のあるカットが必要になります。

3. 式場の提出条件

これが一番先に確認しておきたい項目です。式場によって、流せる形式と提出の方法が決まっています。次の点を確認してください。

  • 対応するファイル形式と、渡し方(データか、ディスクか)
  • 画面の比率(横に長い形か、正方形に近い形か)
  • 提出の期限と、事前に流して確認できるか
  • 楽曲を使う場合の手続きについてのルール
  • 上映にかかる料金の有無

条件は式場によって異なります。ムービーを依頼する前に式場側に確認しておくと、作り直しを避けられます。

自作するか、依頼するか

前撮りで映像を残したあと、自分たちで編集するという選択もあります。どちらも向き不向きがあります。

  • 自作 … 費用を抑えられ、納得するまで直せます。ただし作業の時間が必要で、式場の形式に合わせる作業も自分たちで行うことになります
  • 依頼 … 形式の対応まで任せられ、仕上がりが安定します。その分の費用がかかり、修正の回数には限りがあります

自作を検討する場合、撮影の段階で「編集前の素材をもらえるか」を確認してください。プランによって、納品は仕上げた映像だけの場合があります。

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神奈川・城ヶ島公園での撮影

音楽の扱いについて

オープニングムービーは、音楽で印象が大きく変わります。ただし楽曲には著作権があり、結婚式で使う場合には手続きが必要になることがあります。

手続きの方法と費用の負担は、式場と制作を依頼する先のどちらが担うかを含めて変わります。この記事は法的な助言ではありませんので、具体的な取り扱いは式場と制作先にご確認ください。

希望の曲がある場合は、早い段階で相談してください。曲の長さとテンポによって、必要なカットの数も変わるためです。

フリー音源での制作にも対応しておりますので、著作権申請の手続きがご負担に感じられる方には、フリー音源での制作をおすすめしております。

フリー音源(Artlist)を使用したムービーの作例はこちらからご覧いただけます。

式当日から逆算する

オープニングムービーに使う場合、前撮りの日は自由に選べるわけではありません。次の順に逆算して、間に合う日程を決めます。

  1. 式場への提出期限を確認する
  2. 制作(編集)にかかる期間と、修正のやりとりの期間を引く
  3. 映像の納品までの期間を引く
  4. 天候で延期になった場合の余裕を見ておく
  5. その上で、前撮りの日を決める

見落とされやすいのが、4つ目の延期の余裕です。屋外の撮影は天候に左右されます。提出期限の直前に前撮りを入れると、延期になったときに逃げ道がなくなります。

納品までの期間は内容や時期によって変わるため、事前にお問い合わせください。提出期限を伝えていただければ、間に合うかを申し込み前にすり合わせられます。

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神奈川・城ヶ島と七里ヶ浜周辺での撮影

前撮りをご検討中の方へ

「何から決めればいいのか分からない」「この時期に何をしておくべきか判断できない」というご相談は少なくありません。

THE STORY WEDDINGでは、撮影場所や衣装、残したい写真の雰囲気を伺いながら、撮影プランと当日の進行をご案内しています。

準備の進め方で迷っている方は、まずはオンラインの無料相談でご希望をお聞かせください。まだ日程が決まっていない段階でも、何から決めればよいかの整理からご相談いただけます。