前撮りの支度場所は、自分で探すものではありません。撮影場所から逆算して撮影会社が用意するのが基本です。この記事では、支度場所の選択肢と当日の動き方、申し込み前に確認しておきたいことを整理します。
前撮りの支度はどこでする?まずは結論から
前撮りの支度は、撮影会社が手配したヘアメイクサロンやスタジオ、または撮影場所の近くにある施設で行うことがほとんどです。ふたりが自分で場所を探す必要は、基本的にありません。
支度場所は、撮影場所とセットで決まるためです。屋外のロケーション撮影では、日没の時刻から逆算して撮影の順番を組み立てます。支度が終わる時刻も、その逆算のなかに含まれています。支度場所だけを離れた場所にすると、移動に時間を取られて撮影できる時間が短くなります。

支度場所にはどんな選択肢がある?
支度場所は大きく5つに分かれます。どれが良い・悪いということではなく、撮影場所との距離と、当日の荷物の多さで向き不向きが変わります。
1. 提携のヘアメイクサロン
最も一般的なのが、撮影会社と提携しているヘアメイクサロンでの支度です。ヘアメイクと着付けの道具がそろっていて、鏡や照明も整っています。仕上がりを確認しやすいのが利点です。
注意したいのは、サロンから撮影場所までの移動が発生する点です。和装の場合、着付けを済ませてから車で移動することになります。移動時間が長いほど、着崩れや髪の乱れが起きやすくなります。
2. スタジオや支度専用の部屋
スタジオに支度用の部屋が併設されている場合は、そこで支度を整えます。衣装が同じ建物に保管されていることが多く、当日に衣装を運ぶ手間がありません。
スタジオ撮影とロケーション撮影を両方行う場合は、この形が動きやすくなります。屋内で数カット撮ってから屋外へ移動する、という組み立てにしやすいためです。THE STORY WEDDINGでは、関東人気No.1撮影スポット『城ヶ島公園』での撮影の場合、近くにヘアメイク兼カフェスタジオを完備しています!
3. ホテルや旅館の客室
遠方で撮影する場合や、前泊する場合は、宿泊先の客室で支度をすることがあります。移動が少なく、荷物も部屋に置いたままにできるのが利点です。
ただし、客室での支度やヘアメイクの持ち込みを断っている宿泊施設もあります。着付けは床に衣装を広げる場面があり、部屋の広さも関係します。宿を予約する前に、施設側と撮影会社の双方へ確認してください。

4. 撮影場所の近くにある施設を借りる
海や岬など、周囲に建物が少ない場所で撮影する場合は、撮影地の近くにある施設を支度場所として借りることがあります。移動時間を短くできるため、着付けたばかりの状態で撮影に入れます。
一方で、こうした施設は設備が簡素なこともあります。鏡が小さい、コンセントが少ないといった条件は、事前に撮影会社が確認しているのが通常です。気になる場合は打ち合わせで聞いておくと安心です。
5. 自宅で一部だけ済ませる
全部を自宅で済ませることは多くありませんが、下地までのメイクや、新郎のヘアセットを自宅で整えてから合流する形はあります。支度にかかる時間を少し短くできます。
注意点として、ヘアメイク担当者は当日の仕上がりを想定して手順を組んでいます。先に自分で進めてしまうと、やり直しが必要になることもあります。どこまで自分でやってよいかは、事前に相談してください。

支度にはどれくらい時間がかかる?
支度にかかる時間は、衣装と髪型によって変わります。和装の着付けは洋装より工程が多く、日本髪をつくる場合はさらに時間が必要です。正確な所要時間はプランや担当者によって異なるため、打ち合わせで確認してください。
当日の流れは、おおむね次のように進みます。
- 支度場所に集合し、当日の進行と撮りたいカットを確認する
- ヘアメイクを行い、続けて着付け・着替えをする
- 荷物をまとめ、撮影場所へ移動する
- 撮影する(屋外では日没の時刻から逆算して順番が決まっている)
- 支度場所に戻る、または現地で着替えて解散する
ここで覚えておきたいのは、支度が押すと、そのぶん撮影できる時間が減るということです。屋外撮影は日が沈めば終わりになります。集合時刻に遅れないことが、結果的に写真の枚数を守ることにつながります。

屋外ロケでの着替え・お色直しはどうする?
1日で衣装を2着着る場合、屋外では着替え場所の確保が課題になります。方法はいくつかあり、撮影場所の条件によって選ばれます。
- 支度場所へ一度戻って着替える。整った環境で替えられるが、往復の移動時間がかかる
- 撮影地の近くにある施設や更衣室を借りる。移動は短いが、使える場所があるかは撮影地による
- 衣装は替えず、小物や羽織りもので雰囲気を変える。時間を撮影に使えるが、衣装2着の写真は残らない
注意点として、屋外の公共の場で着替えることはできません。海辺や公園には更衣室がない場所も多くあります。2着着たい場合は、着替え場所があるかどうかを撮影場所選びの条件に入れて相談してください。
また、着替えには時間がかかります。特に和装から洋装へ替える場合は、髪型もつくり直すことが多くなります。その時間のぶん、屋外で撮れる時間は短くなります。2着とも屋外で撮りたい場合は、そのことを前提に進行を組んでもらってください。

支度場所について、確認しておきたいこと
支度に関わる条件は、撮影会社やプランによって違います。次の項目は聞いておくと当日の想像がつきやすくなります。
- 支度場所はどこか。撮影場所からどれくらい離れているか
- 支度場所の使用料が料金に含まれているか、別料金か
- ヘアメイク担当者が撮影に同行するか、支度だけで終わるか
- 撮影場所までの移動手段は誰が手配するか。移動費は含まれるか
- 荷物や着替えた私服を置いておける場所があるか
- 家族や友人が支度を見学できるか
- 雨天で撮影場所を変える場合、支度場所も変わるのか
荷物の置き場所は見落とされやすい項目です。着てきた私服やバッグを、撮影のあいだどこに置くのかは撮影地によって変わります。車に置ける場合もあれば、スタッフが預かる場合もあります。貴重品の扱いは、当日の朝ではなく事前に確認しておくと安心です。

支度まわりでよくある失敗と、その防ぎ方
集合時刻に遅れて、撮影時間が短くなる
支度は決められた時間のなかで進みます。遅れたぶんは、そのまま撮影時間から引かれます。屋外撮影では日没で終了するため、あとから取り戻せません。集合場所の行き方と所要時間は、前日までに調べておいてください。
当日になって希望を伝え、時間が足りなくなる
髪型や小物の希望を支度の最中に伝えると、やり直しが必要になることがあります。参考にしたい写真がある場合は、打ち合わせの段階で共有しておくほうが、望んだ形に近づきます。
持ち物を支度場所に忘れる
撮影で使う小物や指輪を支度場所に置いたまま移動してしまう例があります。移動する前に、撮影で使うものを一つの袋にまとめておくと防ぎやすくなります。
着替えたあとの私服で困る
ヘアメイクを整えた状態で服を着替えると、頭からかぶる服では髪や化粧がつくことがあります。前が開く服を着ていくと、支度のときも撮影後も動きやすくなります。
支度場所が寒い・暑い
撮影地の近くの施設を借りる場合、空調が十分でないこともあります。夏は和装の着付けで汗をかきやすく、冬は支度中に体が冷えます。羽織れるものやタオルを1枚持っていくと、体調を保ちやすくなります。

よくある質問
支度場所は自分たちで探す必要がありますか?
多くの場合は必要ありません。撮影会社が撮影場所に合わせて手配します。宿泊先の部屋を使いたいなど希望がある場合は、打ち合わせで相談してください。
支度場所の使用料は別にかかりますか?
プランに含まれる場合と、別途かかる場合があります。撮影地によっても変わるため、見積りの内訳で確認することをおすすめします。
支度から解散まで、どれくらいかかりますか?
衣装の数、髪型、撮影場所の数によって変わります。和装で日本髪をつくる場合や、2着着る場合は長くなります。プランごとに目安が異なるため、打ち合わせでご確認ください。
支度に家族や友人が立ち会えますか?
支度場所の広さや施設の規則によります。人数が多いと支度の進行に影響することもあるため、希望がある場合は早めに伝えてください。
支度場所へは何を着ていけばいいですか?
前が開く服がおすすめです。撮影後に着替えるとき、髪型や化粧に触れにくくなります。靴も、脱ぎ履きしやすいものが動きやすいです。
支度のあいだ、荷物はどこに置きますか?
支度場所に置ける場合と、車に載せて移動する場合があります。撮影地によって異なるため、貴重品の扱いも含めて事前に確認してください。
雨で撮影場所が変わったら、支度場所も変わりますか?
変わることもあります。雨天時の対応は会社ごとに決まりがあるため、申し込み前に確認しておくと当日あわてずに済みます。


前撮りをご検討中の方へ
THE STORY WEDDINGでは、撮影前のオンライン無料相談を承っています。
日程や撮影場所がまだ決まっていない段階でも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。

