前撮りの持ち物は「必須」「あると便利」「場所と季節で変わるもの」に分けると揃えやすくなります。忘れ物を防ぐ確認の仕方も解説します。
この記事では、必須の持ち物、あると便利なアイテム、衣装別・ロケーション別・季節別に追加したいもの、そして忘れ物を防ぐ確認の仕方までを整理します。

持ち物は3つに分けて揃える
リストを一列にしてしまうと、どれが必須なのか分からなくなります。次の3つに分けると、入れるべきものと置いていけるものが判断できます。
- 必須 … ないと撮影に影響が出るもの
- あると便利 … なくても進むが、あると楽になるもの
- 条件で変わる … 衣装、撮影場所、季節によって必要になるもの
まず確認しておきたいのは、依頼先が用意するものと自分たちで用意するものの境目です。衣装やアクセサリーはプランに含まれることが多い一方、下着や靴は自分で用意する場合があります。条件は依頼先によって異なるため、打ち合わせのときに確認してください。

必須の持ち物
衣装に関わるもの
- ブライダルインナー … ドレスの形によって必要なものが変わります。試着のときに確認しておきます
- 靴 … 写真に写るものと、移動用の歩きやすいもの。2足分けて用意する方もいます
- ストッキング・足袋 … 予備を入れておくと安心です。屋外では引っかけやすくなります
- ベルトと靴 … 新郎の分。色を揃えておくと写真ですっきりまとまります
写真に写るもの
- 結婚指輪・婚約指輪 … 手元のカットで使います。これを忘れる方は意外に多いです
- 持ち込みの小物 … 手作りのもの、思い入れのあるもの
- 持ち込みのブーケ … 箱や紙袋に立てて入れると形を保ちやすくなります
身だしなみと体調
- 使い慣れているリップやパウダー … 撮影中の直しに使います
- 汗拭きシート … 屋外の撮影では季節に関係なく役立ちます
- 飲みもの … ストロー付きのものなら、メイクを崩さずに飲めます
- すぐ食べられるもの … 撮影は長時間になることがあります
- 常用薬・酔い止め … 移動が多い場合は入れておくと安心です
事務的なもの
- 支払いに必要なもの、身分証明書
- 打ち合わせの資料や、当日の進行表
- 連絡先を控えたスマホと、モバイルバッテリー
- 残したいカットのメモや、希望のヘアメイクの写真
残したいカットのメモは、持ち物の中でも見落とされやすいものです。当日は次から次へと進むため、手元にメモがあると伝え忘れを防げます。

あると便利なアイテム
必須ではありませんが、あると当日が楽になるものを挙げます。
- 大きめのバスタオル … 座るときに敷く、足元を拭くなど用途が広いです
- ウェットティッシュ … 手や足の汚れをすぐに拭けます
- 携帯用の衛生用品とビニール袋 … 汚れたものを入れて持ち帰れます
- ヘアピンと小さなコーム … 風で髪が乱れたときの直しに使えます
- あぶらとり紙 … 屋外では汗をかきます
- 携帯用の裁縫セットと安全ピン … 衣装のほつれや、裾を上げる際に役立ちます
- ばんそうこう … 靴ずれができたときに使います
- 折りたたみ傘 … 降っていなくても、日差しよけになります
- 羽織るもの … 移動中や待ち時間の寒さしのぎになります
- 脇ぎ履きしやすいサンダル … 砂浜での移動に便利です
この中でも、屋外のロケーション撮影ではバスタオルと羽織るものを入れておくと役立つ場面が多いです。支度場所から撮影場所まで移動があるため、衣装のまま待つ時間が生まれます。

衣装別|追加したいもの
ドレスの場合
- ドレスの形に合ったブライダルインナー
- 裾を持つときに使うクリップや安全ピン
- ベールを使う場合のヘアピン(風ではずれることがあります)
- 靴ずれを防ぐパッド
和装の場合
- 足袋の予備(屋外では汚れやすくなります)
- 草履で歩くときの、移動用の靴
- うなじや背中の汗を拭く小さなタオル
和装は着崩れが起きやすいため、当日は着付けの担当に遠慮なく声をかけてもらって大丈夫です。自分で直すと、かえって崩れることがあります。
2着着る場合
洋装と和装の両方を着る場合、必要なものが二重になります。下着や靴の両方を忘れないよう、衣装ごとに分けて袋に入れておくと、お色直しのときに探さずに済みます。

ロケーション別|必要になるもの
撮影場所によって、追加で必要になるものがあります。
- 海・砂浜 … 砂を拭くタオル、足を洗う水、サンダル、日差し対策。砂は衣装の裾に入り込みます
- 公園・緑地 … 虫よけ、花粉対策、歩きやすい靴。芝生は朝や雨のあとは湿っています
- 寺社・庭園 … 脇を隠す羽織り、静かにできる履物。場所のマナーに合わせます
- 街・駅 … 衣装を隠す羽織り、移動用の靴。人目がある場所での待ち時間に使います
- 高原・牧場 … 羽織るものを多めに。市街地と気温が違うことがあります
- 複数の場所を回る … 車に置く用のハンガーと、小物をまとめる袋
THE STORY WEDDINGでは全国のロケーションでの撮影に対応しています。場所ごとに着替えの環境や足場の状態が違うため、必要な持ち物は打ち合わせのときにお伝えしています。

季節別|足しておきたいもの
- 春 … 花粉対策。目と鼻の赤みは写真に出ることがあります
- 夏 … 携帯扇風機、冷却シート、塩分を含む飲みもの、あぶらとり紙を多めに
- 秋 … 日が短くなるため、夕方の寒さに備えて羽織るもの
- 冬 … カイロ、手袋、厚めの羽織り。衣装の下に仕込める防寒は、試着時に相談しておくと安心です
当日の天候は予報と違うこともあります。前日に天気と気温を確認して、備えを足してください。特に海辺や高原は、市街地より体感温度が低くなることがあります。

新郎側の持ち物
持ち物の話は新婦中心になりやすいため、新郎側を別に整理します。
- 靴とベルト(色を揃えます)
- 靴下(座ったときに見えるため、丈の長さを確認しておきます)
- ヘアワックス(風で崩れたときの直しに使います)
- あぶらとり紙(額のてかりは写真に出ます)
- 持ち物を入れるバッグ(新婦の分を預かることもあります)
シャツの襟と袖は写真に写る部分です。サイズが合っていないと、全身の印象が変わります。試着のときに確認しておくと、当日に慌てずに済みます。

忘れ物を防ぐ確認の仕方
リストを作っても、確認の仕方で忘れ物の確率が変わります。現場でよくうかがう失敗と、その防ぎ方を挙げます。
前日に一か所に集める
持ち物を家の中の一か所に集めてから、リストと照らし合わせます。「あそこにあるから大丈夫」と判断したものは、当日の朝に入れ忘れをしやすくなります。
衣装ごとに袋を分ける
2着着る場合は、衣装ごとに必要なものを別の袋に分けておきます。お色直しの時間は限られているため、袋の中を探す時間を減らせます。
小さいものはまとめてポーチに
リップ、ヘアピン、あぶらとり紙などは、小さなポーチにまとめておくと、撮影の合間にすぐ取り出せます。ロケーションを移動するときも、このポーチだけ持てば済みます。
貴重品と指輪の扱いを決めておく
屋外の撮影では、荷物を置いて離れる場面があります。貴重品と指輪はどこに置くのか、誰が管理するのかを当日の最初に決めておくと安心です。砂浜では、小さなものは一度落とすと見つかりにくくなります。
汚れものを入れる袋を入れておく
砂や土が付いたものをそのままバッグに入れると、他のものも汚れます。ビニール袋を数枚入れておくと、帰りに困りません。

逆に、持っていかなくてよいもの
持ち物は増やせば良いということではありません。ロケーション撮影では自分たちで荷物を移動させることがあるため、量が多いと負担になります。
- プランに含まれているものを重複して用意しているもの
- 使う場面が想像できていない小物
- 壊れやすいものや、大きすぎて車に入らないもの
- 撮影場所で使えない可能性があるもの(シャボン玉やフラワーシャワーなど)
使えるかどうか分からない小物は、持っていく前に確認してください。場所によっては使用が認められていないことがあります。

よくある質問
下着は自分で用意するのですか
自分で用意する場合が多い項目です。ただしドレスの形によって必要なものが変わるため、試着のときに衣装の担当へ聞いておくのが確実です。
靴は自分のものを使ってもいいですか
使える場合が多いです。屋外の撮影は歩く場面があるため、歩き慣れた靴のほうが楽なこともあります。ただし写真に写るため、衣装に合うかは確認してください。
荷物はどこに置いておけますか
撮影場所によって変わります。車で移動する場合は車に置けることがありますが、徒歩で移動する場面では自分たちで持つことになります。当日の進行を確認するときに、あわせて聞いておくと安心です。
メイク道具は持っていったほうがいいですか
一式を持ち込む必要はありませんが、使い慣れているリップとパウダーはあると便利です。撮影中に少し直したいとき、自分のものなら迷わず使えます。
持ち込みの小物に料金はかかりますか
依頼先によって異なります。衣装やブーケなどは持ち込み料がかかる場合があります。何を持ち込む予定かを伝えて、条件を事前に確認しておくことをおすすめします。
忘れてしまったときはどうすればいいですか
気づいた時点でスタッフに伝えてください。代わりのもので対応できる場合もあります。黙っていると進行に影響が出ることがあるため、早めにお知らせいただけるほうが助かります。
指輪は必ず必要ですか
必須ではありませんが、手元のカットを残したい場合はお持ちいただきます。普段つけていない方は忘れやすい項目なので、リストの一番上に書いておくと安心です。
雨の備えは何を持っていけばいいですか
折りたたみ傘とタオル、代わりの靴下を入れておくと安心です。傘は降っていなくても日差しよけになります。なお、延期の判断基準は依頼先によって異なるため、事前に確認しておいてください。

当日の準備に不安がある方へ
「何を持っていけばいいのか、これで足りているのか分からない」というご相談は少なくありません。必要な持ち物は、衣装と撮影場所が決まれば絞り込めます。
THE STORY WEDDINGでは、撮影場所や衣装、残したい写真の雰囲気を伺いながら、当日の進行と必要な準備をご案内しています。
まずはオンラインの無料相談でご希望をお聞かせください。まだ日程が決まっていない段階でも、お気軽にご相談いただけます。