アクセサリーを前撮りで持ち込みたい。多くの場合は相談できますが、条件は撮影会社ごとに違います。予約前に確認したいことと、写真に美しく残すコツをまとめました。
「婚約指輪をつけて撮りたい」「母が結婚式で使ったネックレスを身につけたい」。前撮りの準備を進めるなかで、自分たちのアクセサリーを使えるのか気になる方は少なくありません。同時に、追加料金がかかるのか、当日どう渡せばよいのか、紛失したらどうなるのかといった不安も出てきます。
この記事では、持ち込みたい人が多いアクセサリーの種類と注意点、写真での写り方、衣装とのバランス、予約前の確認事項、当日の管理方法までを順に解説します。

前撮りでアクセサリーは持ち込みできる?
多くの撮影会社では、アクセサリーの持ち込みについて相談を受け付けています。ただし「持ち込み自由」と決まっているわけではありません。取り扱えるアイテムの種類や数、当日の受け渡し方法は会社ごとにルールが違います。
また、持ち込み料(自分で用意したものを使うときに発生する費用)の扱いも一律ではありません。衣装は対象でもアクセサリーは対象外という場合もあれば、その逆もあります。金額や条件は撮影内容によって異なるため、事前にご確認いただくことをおすすめします。持ち込み料の全体像を知りたい方は、衣装や小物、カメラマンの持ち込みまで扱った記事もあわせてご覧ください。

持ち込みたい人が多いアクセサリーと、それぞれの気をつけどころ
持ち込みの相談で挙がりやすいのは、思い入れのあるアイテムです。種類ごとに気をつける点が変わるので、順に見ていきます。
婚約指輪・結婚指輪
指輪は持ち込みの相談が多いアイテムです。小さく持ち運びやすい反面、外したときの紛失リスクがいちばん高いとも言えます。ドレスから和装へお色直しをするタイミングや、手を洗ったときに外して置き忘れる、という流れが起きやすいためです。
対策として、外すときは必ず決まったケースに戻すルールをふたりで決めておくと安心です。屋外では、砂浜や芝生の上で外さないよう気をつけてください。落とすと見つけにくくなります。
母や祖母から譲り受けた品
受け継いだパールのネックレスやブローチを使いたい、というご相談もあります。写真に残す意味が大きいアイテムですが、年数が経っているものは留め具がゆるんでいることがあります。撮影当日ではなく、事前に自宅で着けて外れないか確かめておくと安心です。
不安があれば、修理や糸の交換を撮影日までに済ませておく方法もあります。代えのきかない品だからこそ、当日ぶっつけにしないことが大切です。
ティアラ・ヘッドドレス・ヘアアクセサリー
頭まわりのアイテムは、ヘアメイクの仕上がりと直結します。持ち込む場合は、ヘアメイク担当が着ける位置を考えられるよう、当日の支度が始まる前に渡してください。髪を仕上げたあとに出すと、形を作り直す必要が出ることがあります。

イヤリング・ピアス・ネックレス
顔まわりのアクセサリーは、写真の印象を左右します。ただし小さすぎるものは、引きの写真ではほとんど見えません。全身が入るロケーション撮影(スタジオではなく海や公園などで行う撮影)を中心にする場合は、少し存在感のあるサイズを選ぶと写りやすくなります。

指輪ショットで気をつけること
手元を寄って撮るカットは、指輪だけでなく手そのものも写ります。撮影前に爪を整えておくと、仕上がりが安定します。指輪の石が横を向いていると光を受けないので、撮る直前に位置を正しておくのもポイントです。
また、指輪は皮脂で曇ります。柔らかい布を1枚持っておくと、拭いてから撮影できます。細かいことですが、レタッチ(写真の明るさや色味を整える編集作業)で後から直すより、その場で整えたほうがきれいです。
衣装とのバランスをどう取るか
アクセサリー選びで迷ったときは、衣装の情報量を基準にすると決めやすくなります。衣装が主役か、アクセサリーが主役かを先に決める考え方です。
・装飾が多いドレス:アクセサリーは控えめに。小ぶりのイヤリング程度にとどめると、ドレスの刺繍やビーズが引き立ちます
・シンプルなドレス:アクセサリーに存在感を持たせられます。大ぶりのイヤリングやティアラを合わせても、うるさくなりにくいです
・和装:柄と色が多いため、洋のアクセサリーは浮きやすくなります。合わせる場合は、着物の色に近い落ち着いたトーンを選ぶと収まりやすいです

持ち込みの前に確認しておくことチェックリスト
アクセサリーの持ち込みでトラブルになりやすいのは、料金よりも「聞いていなかった」という行き違いです。予約前後に、次の点を確認しておくと安心です。
・そもそも持ち込みができるか(アイテムの種類ごとに可否が分かれることがあります)
・持ち込める点数に上限があるか
・持ち込み料がかかるか。かかる場合、何が対象で、いつ支払うのか
・当日いつ、誰に渡すのか(支度前か、現地集合後か)
・着脱を手伝ってもらえるか。ヘアメイク担当が対応するのか、自分たちで行うのか
・撮影中に外したものをどこで保管するのか
・破損や紛失が起きた場合の扱いはどうなるのか
・撮影後、いつ返却されるのか(解散前か、後日か)
とくに大切なのが、破損や紛失時の扱いです。責任範囲は会社によって定めが異なり、貴金属や高価な品は預かり対象外としているケースもあります。「たぶん大丈夫だろう」と考えず、文面で確認しておくことをおすすめします。心配な品は、そもそも持ち込まないという判断も選択肢に入ります。
THE STORY WEDDINGでは、撮影場所やスケジュールに合わせて支度場所が変わります。城ヶ島公園での撮影であれば近隣の自社スタジオ、そのほかでは自宅や宿泊先ホテルで支度を行う場合もあります。支度場所によって受け渡しのタイミングが変わるため、打ち合わせの際にご確認ください。

当日の管理と持ち運び
アクセサリーは、まとめて袋に入れるのではなく、1点ずつ小分けにして持ち運ぶのが安全です。ぶつかり合うと石が欠けたり、チェーンが絡んだりします。絡んだチェーンをほどく時間は、そのまま撮影時間を削ることになります。
持ち運びと管理のポイントは次のとおりです。
・仕切りのあるアクセサリーケース、または小さなジッパー袋に1点ずつ入れる
・何をいくつ持ってきたかを、スマートフォンのメモに書き出しておく
・撮影中に外したものは、必ず同じケースに戻す
・砂浜や芝生、岩場では外さない。落とすと探し出すのが難しくなります
・解散する前に、持ってきたものが全部そろっているかメモと照合する
ロケーション撮影では、時間内であれば場所を移動できます。移動が入る撮影ほど、置き忘れは起こりやすくなります。移動のたびに手荷物を確認する、という習慣を決めておくと防ぎやすくなります。

持ち込む・借りる、どちらを選ぶか
アクセサリーは、必ずしも持ち込む必要はありません。撮影会社が用意しているものを借りる方法もあります。どちらが向いているかは、何を大事にしたいかで変わります。
・持ち込みが向いている人:思い入れのある品を写真に残したい/すでに衣装に合うものを持っている/自分たちらしさを出したい
・借りるのが向いている人:衣装との組み合わせに自信がない/荷物や管理の負担を減らしたい/破損や紛失が心配
借りる場合のメリットは、衣装に合わせて選べることです。ドレスを見ながら決められるので、色味やサイズのちぐはぐが起きにくくなります。一方で、選べる種類には限りがあります。イメージが固まっている方には物足りなく感じることもあります。
組み合わせるという方法もあります。指輪だけは自分たちのものを使い、ティアラやイヤリングは借りる、という形です。大切な品の管理範囲を小さくできるので、不安が強い方には現実的な選び方です。

よくある質問
アクセサリーの持ち込みに料金はかかりますか?
撮影会社によって異なります。衣装は持ち込み料の対象でも、アクセサリーは扱いが別になっていることがあります。金額や条件は撮影内容によって変わるため、予約前にご確認いただくことをおすすめします。
高価なアクセサリーを持ち込んでも大丈夫ですか?
破損や紛失が起きた場合の責任範囲は、会社ごとに定めが異なります。貴金属や高価な品を預かり対象外としているケースもあるため、事前にご確認ください。不安が大きい品は、無理に持ち込まない判断も現実的です。
アクセサリーを着けるのを手伝ってもらえますか?
対応範囲は会社によって違います。ヘアメイク担当がいる場合は相談できることが多い一方、着脱はご自身で、としているところもあります。留め具が固いものや後ろで留めるタイプは、手伝ってもらえるか事前に聞いておくとよいでしょう。

アクセサリーの相談も、撮影前にお聞かせください
THE STORY WEDDINGでは、無料の相談会を実施しています。ロケーションや衣装、撮影当日の持ち物で迷っている方は、まずはLINEまたはオンライン無料相談からお気軽にお問い合わせください。